NEPAL TRAVEL GUIDE

ネパールのお金・両替完全ガイド 2026

ネパール旅行中のお金事情、2026年最新のATM、両替、クレジットカード利用、トレッキング時の現金管理について日本人向けにわかりやすく紹介。

お金・両替

ネパールのお金・両替完全ガイド 2026

ネパール旅行前に知っておきたいお金と両替情報を、2026年最新のレートや手数料情報と共にまとめています。

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ネパールでは現金が必要になる場面が非常に多いため、両替やATM利用について事前に知っておくと、旅行中のストレスが格段に減ります。特に地方やトレッキングルートでは、カードが使えないことも多く、現金管理が旅の快適さを左右します。2026年現在、カトマンズやポカラなどの主要都市ではキャッシュレス化が進んでいますが、まだまだ現金が主流の国です。日本円での両替は難しいため、事前に米ドルやユーロを準備するのがベストです。

ネパールで使われる通貨

ネパールの公式通貨は「ネパールルピー(NPR)」で、記号はरूまたはRsです。紙幣は5、10、20、50、100、500、1,000ルピーの11種類が流通しています。インドルピーとは別の通貨ですが、インドルピーにペッグされており、1インドルピー=約1.6ネパールルピーで固定されています。観光地では現金払いが中心になりますが、都市部のホテルやレストランではクレジットカードも使えます(3〜5%の手数料がかかります)。

ネパールの物価は非常に低く、1リットルのミネラルウォーターが15〜30ルピー(約15〜30円)、中級レストランでの一人当たりの食事が300〜1,000ルピー(約300〜1,000円)、タクシー料金が1kmあたり35〜100ルピー(約35〜100円)程度です。ただし、観光客向けの料金はローカルより高めに設定されていることが多いので、交渉の余地がある場合は値切る習慣も身につけましょう。

両替のベストプラクティス

両替は主に4つの場所で行えますが、それぞれ長所と短所があります。最もおすすめなのは、タメル地区の両替所か、ATMでの引き出しです。

  • 空港両替所:到着時に便利だがレートが悪い。緊急用に少量のみ利用
  • 銀行:レートは良いが書類記入と順番待ちに時間がかかる。営業は日〜木10時〜15時、金10時〜13時、土曜休み
  • 両替所(タメル地区):便利で書類不要。レート交渉可能。営業時間10時〜18時
  • ATM:24時間利用可能。タメル地区では50mおきに設置。手数料は銀行による

タメル地区の両替所では、数店舗が並んで競合しているため、レート交渉がしやすいです。複数の店でレートを比較してから決めるのがコツです。ポカラやチトワンなど他の観光都市では、カトマンズよりレートが低いことが多いため、カトマンズでまとめて両替しておくのが賢いです。2026年3月の実測では、日本円の1万円札でも5,000円札でも、空港と市中のレートに大きな差はありませんでしたが、それでも市中の専門店の方が微々たる差で有利です。

両替時の注意点

銀行で両替する際は、パスポートの持参を忘れず、領収書は必ず保管してください。帰国時にネパールルピーを外貨に再換金する際に必要になります。また、ネパールでは外貨の持ち出しに制限があるため、余ったルピーを外貨に戻す際は空港スタッフに確認しながら行いましょう。

ATM利用の完全ガイド

ATMはカトマンズのタメル地区では50mおきに見かけ、通常は銀行の隣に設置されています。日本のキャッシュカード(Visa/Mastercard/JCB)でネパールルピーを直接引き出せます。引き出し手数料は銀行によりますが、為替レートは通常妥当です。1日あたりの引き出し限度額は、お客様の銀行のポリシーにも依存しますので、事前に確認しておくと安心です。

注意点として、ATMの故障や現金切れが頻繁に起こることがあります。特に週末や月末は混雑し、現金がなくなることも。複数のカードを持参し、異なる銀行のATMを使い分けるのがコツです。エベレスト銀行、ネパール・スタンダードチャータード銀行、ヒマラヤ銀行などが主要な銀行です。

ATMで引き出す際のコツは、一度に多額を引き出すことです。手数料は回数ではなく金額に対して比例することが多いので、1回あたりの限度額いっぱいまで引き出す方がお得です。ただし、現金を持ち歩きすぎるのも危険なので、ホテルのセーフティボックスに分散して保管するのが賢明です。

クレジットカード利用について

アメリカン・エキスプレス、マスターカード、Visaは、カトマンズのタメル地区やポカラのフェワ湖など、観光客の多い地域のほとんどのホテル、バー、レストランで利用できます。ただし、3〜5%の手数料(コミッション)がかかることが一般的です。タッチ決済(VISAタッチなど)は、まだ普及しておらず、空港タクシーなどでは現金のみの場合がほとんどです。

2026年現在、ネパールで最も代表的なキャッシュレス決済はクレジットカードですが、すべてのカードが同じように使えるわけではありません。ブランド選びと使用場所の確認が重要です。事前にクレジットカード会社にネパールでの利用可否と手数料を確認しておきましょう。トラベラーズチェックはほとんど利用できないため、持参はお勧めしません。

トレッキング時の現金管理

トレッキングルートではATMも両替所もほとんどなく、クレジットカードも使えないため、現金の事前準備が必須です。カトマンズまたはポカラで必要な現金をまとめて準備し、小額紙幣(100ルピー以下)を多めに持つと便利です。山小屋での食事やお茶、トイレ利用など、細かい支払いが多いためです。

  • カトマンズまたはポカラで必要な現金をまとめて準備
  • 小額紙幣(10、20、50、100ルピー)を多めに持つ
  • 現金は複数の場所に分散して保管
  • 貴重品はボディポーチやマネーベルトで管理
  • 山小屋ではWi-Fi代や充電代も現金払い

トレッキング中の現金の目安は、1日あたり約3,000〜5,000ルピー(約3,000〜5,000円)です。これには食事、お茶、トイレ、Wi-Fi、充電などの費用が含まれます。高所になるほど物価が上がるので、低い地点でまとめて両替しておくのが賢明です。

重要な注意点

地方や山岳地域ではカードが使えないこともあるため、必要な現金を事前に準備しましょう。ネパール旅行の予算目安は、クラシックツアー(カトマンズ・ポカラ・チトワン)で約700〜1,200米ドル(約10万〜18万円)程度が目安です。

ネパールでの値切り文化

ネパールでは、タクシーやお土産、一部のレストランで値切りが一般的です。ただし、値切り方にコツがあります。まず、相場を事前に調べておくこと。次に、笑顔で「高いね」と伝え、半額くらいから始めること。そして、歩き去るふりをすると、店員さんが呼び止めてくれることが多いです。

ただし、値切りすぎると相手を不愉快にさせることもあるので、適度なところで妥協するのがマナーです。食品や安価なお土産で値切るのは避け、高価なカシミヤや宝石類で値切るのが一般的です。筆者の経験では、パシュミナのスカーフを最初の値段の60%で買えたこともあります。

安全な現金管理のコツ

ネパールは比較的安全な国ですが、観光客を狙ったスリや置き引きは存在します。現金管理で気をつけるべきポイントは、分散保管です。全額を一箇所に入れないで、ホテルのセーフティボックス、身につけるボディポーチ、バッグの奥など、複数の場所に分けて保管しましょう。

  • 大額はホテルのセーフティボックスに預ける
  • 1日分の小額のみをポーチに入れて持ち歩く
  • 財布は後ろポケットに入れない
  • 人混みではバッグを前に抱える
  • 夜道は明るい通りを選び、不要な現金はホテルに置く
最後の一言

ネパールのお金事情は、事前に知っておけば全く怖くありません。むしろ、日本より物価が安く、同じ予算で贅沢な体験ができるのが魅力です。現金管理さえしっかりしていれば、ネパール旅行は思いのほか快適です。筆者も最初は不安でしたが、慣れればATMの位置も両替所のレートも頭に入り、ローカル並みにスマートに使いこなせるようになりました。

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