ネパール:ABC・マルディなど高所トレックは10月29〜31日まで延期を
保全団体が求めたこと
この要請は、10月28日の朝に出されました。日付はネパール暦カティク12日から14日、西暦では10月29日(木)から31日(土)です。
水文気象局は、木曜の夜から高地とヒマラヤで、雨、雪、吹雪、雪崩の危険がはっきり高まると見ています。金曜と土曜は、場所によって大雨と大雪になる可能性があります。
案内では、ネパール人・外国人のトレッカー、登山者、トレッキング会社、ガイド、関係者すべてに、この3日間の高所の行程を延期し、この期間に新しいトレックを始めないよう求めています。とくに歩かないでほしいと名前を挙げたのは、次のルートです。
- マルディ・ヒマール
- アンナプルナ・ベースキャンプ(ABC)
- アンナプルナ北面ベースキャンプ(NABC)
- ラウンド・アンナプルナ(アンナプルナ・サーキット)
- アッパー・ムスタン
- その他の高所のトレッキング区域すべて
理由として挙がっているのは、雪崩、落石、川や沢の急な増水、道の遮断、その他の自然災害です。安全を最優先にし、天候が回復し、関係機関が安全だと伝えてから再開するよう求めています。水文気象局と政府機関の案内にも従ってください。
これは延期の要請です。保全地域の入域許可の窓口そのものが閉じた、とは書かれていません。
許可証の停止は、別の案内です
制限区域の新しい許可証を止めたのは、ネパール入国管理局(Department of Immigration)です。ネパール観光局ではありません。対象は高地とヒマラヤの制限区域で、期間は10月29日から31日です。この期間に向けた発給は10月28日から行われていない、と報じられています。すでに許可証を持っている人にも、歩き出さないか、安全な場所で待つよう求められています。
アッパー・ムスタンは、両方に入ります。ふだんから入国管理局の制限区域許可証が必要で、延期を求められたリストにも名前があります。
マナスルも、ふだんからその許可証が必要な方面です。延期のリストにマナスルという一行はありません。最後の「その他の高所のトレッキング区域すべて」に含まれ得ます。名前が印刷された閉鎖とは別です。
ゴレパニとプーンヒルは、名前の挙がったリストにはありません。それで開いている、安全だ、という意味にはなりません。高地への天候の注意は残りますし、低い道でも雨や川で通れなくなることがあります。
すでに山にいるなら
ロッジの前が一時的に晴れても、高所の峠を越す理由にはなりません。村では薄く見える雪が、少し上っただけで視界のない吹雪になることがあります。雪崩の起きやすい斜面は、前もって姿を見せてはくれません。
今いる場所が安全なら、そこにとどまり、現地ガイドと関係者の判断を聞いてから動いてください。ロッジや村にいれば必ず足りる、という意味ではありません。その場所自体が危険になったときは、残ることより、現地の当局や救助の指示に従ってください。
再開の条件として求められているのは、天候が回復し、関係機関が安全だと伝えたあとです。11月1日に自動で元に戻る、とは書かれていません。新しい案内を待ってください。
とくに延期してほしい場所
この3日間、延期の対象として名前があるのは、マルディ・ヒマール、ABC、アンナプルナ北面ベースキャンプ(NABC)、アンナプルナ・サーキット、アッパー・ムスタンです。
トロン・ラはサーキットの高所の峠なので、名前の挙がったルートの中にあります。ラルケ・ラとマナスル方面は、個別の行としては印刷されていません。高所全般への要請と、制限区域の許可証が必要な場合はその発給停止のほうで見てください。
郡の名前や、ルートの途中にある峠が、その郡のすべての道の閉鎖を意味するわけではありません。名前のない低い歩きが穏やかだ、という意味でもありません。天気は境目では止まらないからです。
出かける前に
トレッキング会社には、コース名だけでなく、実際に通る谷や峠も伝え、最新の状況を確認してください。
- この3日間にマルディ・ヒマール、ABC、アンナプルナ北面ベースキャンプ(NABC)、アンナプルナ・サーキット、アッパー・ムスタンを歩く予定なら、延期してください。この期間の新しい出発は始めないでください
- 制限区域の許可証が必要なルートは、10月29日から31日の新規発給を期待しないでください。再開は、当局が新しい案内を出してからです
- すでに山にいる場合は、今いる場所が安全ならそこにとどまる。危険なら、現地の指示に従って移動する
許可証の手配は、日程やルートに応じてご案内します。この3日間に予定がかかる場合は、こちらからお知らせください。延期リストに入るか、止まった許可証が必要か、再開について分かっていることをお伝えします。